築25年の住宅をリフォームしました。
ビンテージな趣はそのまま残し、これまで収集した書画骨董等とも調和するよう計算してあります。
「蕎麦を打てるような広いカウンターが欲しい」というご要望に、キッチンには大型カウンターを配置しました。
「蕎麦を打てる」というご要望に添って、カウンターに集成材の天板を載せただけですが、ご覧のとおりの広々とした調理スペースを確保しました。
「調理や収納が楽になった」との感想を頂いています。仕上げはホワイト系の水性ウレタン塗料で仕上げています。
同時に「使わなくなった和室を事務所に」というご要望もありました。
しかも8帖という限られた空間の中、書物、事務用品等を効率よく収納するため棚を2段にしてあります。作業導線にも配慮して高さにも気を使いました。
実用一辺倒だと、とかく殺風景になりがちなオフィスの雰囲気ですが、出来るだけ多くのカラーを取り入れ、あえて棚の奥行きを変えるなどメリハリにも気を遣いました。
クロスの上から塗装し、柱や梁はブライワックス※で仕上げています。
アクセントとして、モザイク模様にガラスタイルを貼りました。磁器タイルとは異なり、ガラスタイルには透過性があります。
※ブライワックス=アンティークを大事にする欧米で人気の着色ワックス、これから日本でも流行ると思います。